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露木 俊治

鍼セミナー基礎編を開催しました。

久しぶりに鍼セミナーを開催しました。

院内研修などで登壇することはありましたが、実は鍼のセミナーはあまり開催していませんでした。

この20年を振り返っても、鍼は好きですし、非常に得意です。

最後にセミナーを開催したのは約1年半前。
スポーツ鍼灸接骨院B-spoで開催したスポーツ障害に特化した鍼セミナーでした。

今回の鍼セミナーは基礎編、スポーツ編、美容編と全3回のシリーズとしました。

その1日目でした。

基礎編と題していますが、高い技術力をマスターしていただくために、たくさん頭に汗をかいてもらいました。

わずか直径0.16mmという髪の毛とほぼ同じ太さの鍼を体内に刺入し、
その先端で筋肉などの軟部組織の状態を把握するわけですから簡単なはずはありません。

手を取りながら、微細な感覚を共有していきます。

鍼を打つこと自体は鍼灸師であれば誰でもできるので、やり方を見せることはできます。
しかし、打ち方というノウハウを伝えても鍼の治療技術が高まるわけではありません。

鍼先の感覚を高め、適所適材でアプローチができるようになっていただきたいので、
ついついこちらも熱量が上がってきます。

鍼の技術に関しては、国内ではセミナーが非常に少なく、勉強したくても勉強できる場がないというのが現実です。

だからこそ、伝えきりたいという想いが強くなります。

今回も強いご要望があり開催することになりましたが、今後は頻繁に鍼セミナーを開催することにしました。

セミナーのご案内はしていきますので、興味がある方はぜひお問い合わせください。

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