待ちに待った瞬間
画家の岩本拓郎さんに依頼していた2点の新しい絵が納品されました。
岩本さんの絵との出会いは6年前になります。
家具屋の入り口に飾ってあった絵に吸い寄せられるように店内へ。
家具よりも絵を見続けるという困ったお客さんだったと思います。
今回で5点目の作品。
今まではロイヤルブルーの絵がメインではありましたが、今回は明るいグリーンで描いていただきました。
ブルーは空や海、グリーンは生命
の意味があるから、ここからいろいろなものが生まれていくんですねと岩本さん。
ここにグリーンの線が入ることによって、隣のグリーンと共鳴し合ってしまう。
だから、局所だけを見てもダメなんだ。
関係性が変わってくるから、常に全体を見ていく。
あまりに感動している姿に、製作の様子を語ってくださり、そのひとつひとつに本当に感銘を受けました。
製作途中の絵も見せていただきましたが、ストーリーを聞いた後に飾った絵を見ると、
″唯一無二″
これで完成なんだと感じることができました。
1つ目の作品を描いていただいたときに、絵の見方も教えていただきました。
自分と絵の間の距離と空間、そして絵の向こうに見える距離と空間。
角度によっても、光によっても見え方が変わる。
いつ見ても人の身体と一緒だなと感じました。
治療も同じで、凝っている部分だけを緩めても意味がありません。
岩本さんの絵画に触れている時間は、常に心地よいエネルギーを浴びているようで本当に癒されます。