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美顔鍼セミナーを開催しました。

先日、鍼セミナーを開催しました。

今回の内容は、『スポーツ鍼』と『美顔鍼』です。

私の考案した美顔鍼について解説をしていきます。

Face Conditioningというコンテンツを開発したところにさかのぼります。

私は長年、陸上競技短距離選手のコンディショニングに当たっていました。

当然ですが、選手からは速く走れるようにすることを求められます。

そのために様々な方法でアプローチをしていました。

これならいける!と思っていても結果が伴わないときがあります。

これもたくさんの原因がありますが、
その中の一つに“過緊張”というものがあります。

みなさんも経験ありませんか!?

大事なイベントの前に舞い上がってしまうアレです。

スタート地点に進む直前まで選手についていきますが、
スタートラインに立つときは、誰も寄り添ってはもらえず、
選手がたった一人になる瞬間です。

この瞬間に極度の緊張状態に陥ってしまうと、
どれだけ最高の準備をしてきたとしても良い結果が出ません。

悩みに悩んだ末にたどり着いた一つの選択肢が、顔の筋肉へのアプローチでした。

勝つ選手の顔を見ているとスタートからゴールまで適度にゆるみがあります。
しかし、過緊張状態の選手の顔を見ると、顔がこわばりひきつっていました。

そんなレースを数多く見る中で、
これは顔の筋肉にアプローチすることで結果を変えられるのではないかと仮説を立て、
それを解決するために生み出したテクニックが、先述のFace Conditioningです。

それ以降、自律神経を適度にコントロールできるようになったり、
顔の筋肉を触っているだけなのに腕の動きや足の動きが軽くなったりというアプローチができるようになってきました。

この続きが面白いのですが、
コンディショニングの一環でやっていたこの顔へのアプローチ。
年頃の女子選手から、美容目的でオファーを受けるようになったんです。

はじめは美容!?と思ったのですが、
確かに小顔になったり、リフトアップできたり、目がパッチリしたりしていました。
このことに気づかしてくれたのは女子選手のおかげです。

それ以降、院に戻り美容メニューとして展開をはじめ、
マッサージにとどまらず、美顔鍼としても確立しました。

私の考案した美顔鍼と他の方がやっている美顔鍼の違いと聞かれたら、

“効果の持続期間”

と答えます。

筋肉は緩めるだけだとまた硬くなります。
これは肩こりを想像すれば分かりやすいと思います。

しかし、必要な場所だけ緩めて、必要な場所はハリ感を残すことをしてあげることで、
瞬きをする、物を食べる、しゃべるといった日常生活をすることが、良い状態をキープすることに繋がっていきます。

これが効果の持続時間が圧倒的に異なる点です。

今回はこの美顔鍼テクニックについてしっかりとお伝えをさせていただきました。
実際に自分がモデルになって、その効果が出るようになるまで練習をしました。

鍼のセミナーも非常に好評でしたので、次回開催も計画しています。
決定次第、告知をさせていただきますので、楽しみにお待ちください。

 

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